美容院 出店 経験談

 

ズバリ、利益を出したい人は読むべし!!

 

このページは、私自身が経営の中で経験した失敗と成功、感じた事などを書き残した備忘録です。
備忘録というくらいなので、自分が後から見返せるようにしたメモの様な物ですが参考にできる内容だと思います。
そんな大事な経営戦略を無償で載せるわけがないと思うでしょうが、きちんとカラクリがあります。
というのも、ここに書くようなことは当店含め美容業界全体に潤う事だからです♪♪

 

 

 

最新記事

 

 

講習には行くな!

 

行くなというと語弊がありますが、考えて行きましょう。とはいえ、行ってみない事には良し悪しなんてわからないもんです。私の場合講習に行って得られた経験があまりないので、あまり期待はしていません。唯一得られたものは美容師さんとのつながり。講習って技術的な事で得られること少ないんですよね。というのも大概の場合講習を開いている人たちの最終目標は、良い講習を開いて、また講習に来てもらう様にリピーターを増やすことが目的ではない為なんですね。蓋を開いてみれば、「ね?このカラー剤イイでしょ?使ってね?」とかあいまいな技術やわかりきった技術を教えて、もっといい技術を教えてほしい人は、この講習に参加してねというもの。なので講習の中身自体はスカスカな事が多い。そんな講習に行ってもじかんのむだというものである。しかし問題は、しょーもない内容に気づいていない人が多い事です。なぜか皆満足げな顔。多分勉強した気分になって講習を参加し終えたこと自体に満足感を得ているのでしょう。実際には得たものはたいしてないのに、割とスキルアップできた気分になってしまっているのですね。モチベーションを上げるのにいいかもしんないですけど。危険なのは行ったことで上手くなった気になってしまうだけで終わる事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは問題点に気づく事!

 

頑張ってるのに結果が出ないな〜  何をやっても中々利益が出ないな〜と感じているのではないでしょうか?私も実はずっと迷走していました。独立して7年目くらいですが勢いが付きだしたのはここ最近になってやっとです。でもハッキリ言って皆さんが悩んでいる事なんて簡単に解決できます。まずは問題点に気付く事。

 

 

 

 

 

問題点を具体的に挙げます。

 

普通まず最初に思いつく問題点と言えば、技術 接客 サービス 価格 雰囲気 外観内観 スタッフ 宣伝方法 なんかですよね。もちろんこれらは重要な事ですし、できる限り高めた方が良いに決まっています。でもこれらの事ってすぐに解決できない問題ですよね?それに意外と自分たちでは何がダメか分からないし、高めた所でもしかしたらお客さんは求めていない可能性も十分にあります。私が思うに、美容師の皆さんは、この的外れな努力に力を注ぎ過ぎているのではないかなと。多分これらを完璧にできるようになったとしても、それで得られる利益って知れてるんですね。でも完璧になるまで時間かけて年取ったころに、正しい道に気が付いても遅すぎますよね?なのでここでそれに気づける事は、かなりラッキーですよ!!

 

 

 

 

本当の問題点は初期設定にあった!!

 

初期設定というのは、ズバリ価格とサービスのバランス。例えばカット。カットする時にはお流しするのかシャンプー込みにするのか等色々と組合すことができると思いますが、基本的には1時間いくらという風に決めておくことが大事。6000円で1時間かけて切る場合と、4000円で1時間かけるのでは、1.5倍の差があります。1日8時間働くとして、1時間15分の感覚で予約を詰めます。すると6.4人出来ます。4000円単価ですと25600円。25日働いて64万円。これが完全にお客さんが詰まって大繁盛状態での売り上げです。それに対し6000円を基本にした場合、96万。これならば大繁盛してるのに見合った報酬を得られそうですよね?





経費はこれ以上削れません!本当に?

 

トイレの電気をこまめに消す。シャンプーの使用量を減らす。なんて涙ぐましい事ではなく、ずばりホットペーパーなどの広告費です。まず経験上ホットペッパーでのお客さんを来年の客数に上乗せするのはきびしいです。3か月のスパンなどで見て50%程度のリターンがあったとしても、1年間で言うと去年と変わらない動員数になりがちです。それはいわば、現状維持です。広告費を使い忙しくしたのに現状維持では先は見えません。

 

 

 

ホットペッパーは辞めても大丈夫!というより辞めないと未来は無い!!

 

ホットペッパーに5万払って5万売り上げる。更にその後も来ることを考えたら5万ではなく、10万、20万と利益になるのではと思いがちだが実際には、次の年の売り上げは横ばい。。。ということは辞めたらその分お客さんが減るのでは?と考えると辞めるに辞めにくいものです。でも大丈夫です。辞めてもそこまでは減りません。むしろ全体リピートは80〜90%になるはずです。全く広告を出していない店が何故つぶれないか?それは本当にその店に来たい常連さんだけが残っている状態だからです。失客するときは、引っ越しであったり、亡くなってしまったり、よほどのミスで見限られた時です。その反面、広告うって呼び込んだお客さんはそのお店に対して必要度がそこまで高くないので、何となくで店を変える可能性が高いです。でも絶対離れないお客さんには、理由があるのです。家から近いとか、店を変えたくないとか、この人以上に気が合う人に出会えそうな気がしないとか、ここのカットでしか髪が収まらないとか、絶対この店でなくてはならない理由があります。そうゆう人を増やすには、割引があったからとかよさげだったからなどのふんわりした動機では弱すぎるのです。来たら思いのほか上手で親切だったでは心もとないのです。良い口コミを書いてくれたけど今は来てないってお客さん結構いませんか?皆さん結構満足はしているんですよ。でも何となく固定客にならない。ただそれだけの事なんです。あなたも、あそこのご飯美味しかったなって思った店で、1回限りだったお店なんて沢山ありませんか?

 

 

皆がホットペッパーを辞めたらどうなる?

 

そもそもホットペッパーがなかった時代、チラシもなかったとしたらお客さんはどうやって店を選びましたか?口コミであったり、飛び込んだりですよね?美容室からすれば経費はゼロです。みんな同じ条件だから、ほっといてもお客さんは来てくれるし、評判が良ければもっと来る。成功するには口コミが直結していた。では今はどうか?ほとんどのお店がホットペッパーに参加していて下手すれば全国の半分くらいの美容院がホットペッパーにお金を支払っているのでは?5万の店もあれば100万のお店もあるでしょうし、全国24万件の美容室の半分12万件が10万ずつ支払ったとすると年間1440万の現金が美容業界から流出していることになります。しかも気が付けば激しい価格競争。不景気になったから価格が安なったのでしょうか?違いますよね?物価の変動以上に、美容師たちが勝手に価格競争を始めてしまったのが原因ですよね?そしてそれを加速させたのがホットペッパーではありませんか?平等にあった売り上げを偏らせただけで美容業界自体の利益は大幅に減っているんです。

 

 

 

安売りしたい店はまだ増える。

 

これからも安売りしたいお店は増えていきます。そこに飛び込んだら価格競争に翻弄されるのは目に見えています。安売りしたいお店は放っておけば良いのです。ライバル店にならない設定を作り上げておけば、関係ない事なのです。実際に当店では、低価格店は全くターゲット層が違いますし増えた所で、全然意識すらしていません。むしろ他店が価格を下げていくほど、うちの需要が増えるとすら感じています。低価格店を求めるお客さんも多いのは事実ですが、今さらあなたのお店が価格を下げなくても、すでに低価格店は山ほどあるのですから。そちらの分野は他店に任せておけば良いのです。よくお客様ファーストなんだから、時代の流れに合わせて価格も下げるのが美徳のように言われる方がいますが、人々が求めるのは低価格だけではありません。良い美容院を探している人は沢山いてるのです。埋もれてしまって見つけられないだけなのです。

 

 

 

魅力のないお店しかない。

 

うちのお店もつい数年前まで同じだったのですが、魅力ないお店が多すぎます。というのも、私はホットペッパーに変わるポータルサイトの定着を目指し地域の美容院を紹介するサイトを6つ制作しました。のべ100件ほどの美容院を調べ紹介しておりまして、各美容院の長所をプッシュしたいのですがはっきり言って長所が見えてこないです。一生懸命調べようとしている私に長所が見えないという事は、お客さんからしたら余計に長所が見えません。外観がおしゃれであったり夜遅くまで営業しているなどのことくらしか紹介できないのです。もっと自分たちの魅力をアピールしないと誰も振り向いてくれるはずないのです。別に立派な機材を使ってモデル撮影をしろって事ではなく、日々のお客さんの仕事をただ挙げるだけでもいいのです。クセに悩んでいるお客様をこんな風に解決しましたとか、こんな髪色にしましたとかでいいんです。お客さんはあなたのお店がどんな仕事をするのかに興味を抱いてくれるのですから。文字だけでいくら耳障りのいいことを書いても、何処のお店もやっている事ですし、お客さんはその期待に何度も裏切られているのですから。

 

 

 

自己紹介がひどい!

 

100件ほど美容室のホームページを見てきましたが、9割以上のお店のページはひどかった。ダサい、見難い、情報が少ない。自分で言うのもなんですが、うちの自作ホームページよりいい出来のお店は一軒もありません。雰囲気だけなら10件20件くらいうちよりお洒落に作っているかもしれませんが、それらのお店も、お洒落を優先しすぎているのか、知りたい情報が、見つからなかったりします。そもそも人ってのは邪魔くさがりが基本ですので、よほど知りたいわけでなければすぐに諦めます。例えば、うちのお店の定休日を調べたい人がいてホームページを訪れました。トップページには4か所定休日に飛べるリンクを張り付けていましたが、結局その人はそれに気づかず諦めました。リンク名は アクセス オープンクローズ 営業時間休み スケジュール 。普通にみたらスルーしようがないと思いますが、実際に人が見てるのってその程度の物です。結局それが発覚してすぐに、トップページにも営業案内をおきました。またお洒落だけど余計な情報が多すぎてゴチャゴチャして埋もれてしまうページも多いです。この事からわかるように、せっかく訪れた人が不快感を覚えないようなページを作らなければいけないのに、ここに全く力を入れていない店が多すぎます。そして具体的なウリが全く見えてこない。就職活動で履歴書を書く時、もしくは面接で身元照会と学歴しか書かないなんてことはありませんよね?人はあなたのお店の営業時間や価格が知りたいのではなく、何ができるのかを知りたいのです。それにしてもほんとひどいページが多すぎます。スマホ対応していない、重い、ダサい。自作してるならまだしも業者にお金を払ってこのレベルなら残念ですね。そもそもページを作ってくれる人のセンスも大きく関わるし、美容師じゃない人が作っているページなので穴だらけなのは仕方がないのかもしれません。結局は自分で作るのが一番良いと思います。変更があればすぐに変えられるのは1番の利点です。ちなみにうちではホームページ作成のお手伝いもしております。詳しくは スタッフ フランチャイズ 直営店 コンサルタント店 募集 にて。

 

 

 

 

スタッフ多すぎ。

 

うちのお店もスタッフが最高4人居てた時期があります。4人の根拠は3人だと飛び込みで来られたお客さんを断ってしまったり、電話かけて来て下さったお客さんを断らないといけないから。でもそれが間違いだったわけです。その時スタッフを増やすのではなく、お客さんに合わせてもらう、広告を辞める、施術内容を短縮する、価格を上げるのいずれかをすればよかったのに、その頃ただただ忙しくて考える暇もなく、がむしゃらに働いて頑張ってる気になっていたのですが、結局手にしたのは、わずかばかりの利益と((´;ω;`))疲労です。勿論その時に出会ったお客様やスタッフ、手にした技術はプライスレスなのですが、やはり非効率なのでお勧めできません。上記に書いた、条件をすべてやりつくし、広告費もかけずこれ以上価格もいじれない、施術内容もいじれない、お客さんが2週間先まで埋まっているってくらいになってこれ以上はさすがにお客さんが不便だなって所になって初めてスタッフを入れる事に苦労しましょう。というかその頃には、すでにいてるスタッフも満足な収入を得られて逆に人手が欲しいくらいの状態になっているはずです。そんな良いお店なら、お金をかけなくても働きたい人が勝手に来ます。ちなみにクーポン出してスタッフを増員してを繰り返すお店が多いですが、そんなことをしてもスズメの涙ほどの利益しか生まれませんよ。利益以上に競争を悪化させるだけな事にいち早く気づき、広い視野で美容業界を見るようにしましょう。スタッフが入らないと嘆くオーナーさんが沢山いますが、実はチャンスなんですね!思い切って価格とサービスの見直しをする時期だと切り替えましょう。もちろん離れていく人もいると思いますが、必ずそこに新たにフィットするお客さんが付いてきます。元居たお客さんの中でもそれを望んでいる方も意外といらっしゃいます。実はこちらが勝手に思い込んでいるだけで、もっと高いサービスを受けたいと感じている方は意外と多くいらっしゃいます。そしてあなたが一生懸命逃がさないように神経を使っているお客様の多くにそれほど重要ではないお客さんもいてます。お客様は神様であり平等ですっていうのが、なんとなくしみついた世の中ですが、あなたのお店にとってのお客様の優先度は把握しておくべきです。年間10万円分のご利用のお客様と1万円のお客様とがいれば、10万円の方の満足度を上げる事に力注ぐべきです。VIPな人ほど店のファンであり、店に合わせてくれますし、離れていきません。勿論マイノリティな意見にも耳を傾けるのは大切ですが、たまにしか来ない方に限って、他店も転々としてる、忙しい時に来られる事が多い、営業終了間際に来られる、飛び込み、要望が多い、変わってる(言い過ぎですね・・・)事が多い。もちろん全員ではありませんが、どちらにせよお店の利益にならないと判断できる場合は、無理して取る必要はないと考える事も大事です。

 

 

 

 

 

 

 

辞める勇気を持つ。

 

美容院なんだから、カットが出来て当然。という考え方を捨てる。まあさすがにカットを捨てると中々厳しいと思うが、うちのお店で言うと、パーマ、セット、キッズカットなんかはほとんど需要がないので、捨ててもいいくらい。ここが弱いから強めるという考え方もあると思うが、中途半端にやるくらいなら潔く切り捨てて、他をプッシュした方がいい。例えば、うちはパーマが弱いからパーマ押しにするために宣伝内容をパーマ押しにするとしたら、きっと今まで縮毛矯正やカラーで得られた効果と同様の効果をパーマで得る事は難しいと思う。それなら今まで以上にパーマへの労力をカラー等に回した方が良いと思う。そして当店でキッズカットの需要がない原因はズバリ価格だ。¥5000の学割10%OFF価格。まず来ない。多くのお店は¥2000でも来ないよりはまし、親が来てくれてるからそのサービスに、もしくはスタッフの練習台価格、といった理由でしょう。または20分で終われるなら十分な時間単価も可能でしょう。しかし当店ではそのいずれも採用しづらいので大人と同様の価格設定にしている。一つずつ解説していくと、来ないよりはましについては、まあ安売りって事ですね。第一に店のコンセプトと真逆ですし、効率が悪い、その時間を使うくらいならネット集酌を高める作業をしたり、溜まった仕事をします。親が来てくれているからについては、一番採用しがちなポイントですが、それ以上に不採用なのは、予約枠を取られるという事でしょう。例えば20分の枠を取ろうとすれば、その時間帯がつぶれるという事です。そこに取っているから縮毛矯正が取れない、カットカラーの常連様をお断りした。等の可能性が上がるからです。だから当店ではキッズ価格は採用しませんし、前髪カットなども高い設定で予約も取っていません。また20分の予約枠という事はカット時間が20ではなく、いらっしゃいませからカウンセリング、終わりの支払いお見送りまでの時間ですので、実質のカットは5分が理想です。そして5分遅刻してきただけでも致命的ですので、実際には難しいのです。それでもキッズカットは上げれないのであれば、奉仕の気持ちで続けるほかありません。でも、意外と¥2000で奉仕のキッズカットしてあげても親は他店に行くパターンが多く、ばからしい奉仕になっちゃうんで、うちではやりません。一番現実的なのは、スタッフ育成の為にパターンですね。でもキッズカットって、スピードは要求させるし、親は見てるし、動くし泣くし、ビギナーには本当は難しいんですけどね。はい、辞める勇気を持つことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暇を作るな、時間を作れ!!

 

経営者にとって暇って怖いですよね。ひま=無駄です。美容院なんかの場合、なるべく暇にならないように、お客さんが増えるように広告を打つとか、チラシを配りに行く、掃除をする、レッスンをするなどして暇を解消しますよね。基本的にはうちも同じなのですが、以前と大きく変わったのは暇のとらえ方。前は、暇だな困ったな、どうにかしないと、って感じでした。今は、今日は時間があるな〜やっとかなあかん仕事ができるぞラッキーくらいの感じです。同じようなことしていてもこれってすごい差なんですよ。追われる側と追う側くらいの差。具体的に何をやっているかというと、まずWEBですね。WEBを強化する=集客ですので手が空けばやっています。やることは無限にありますので。他には、以前なら外注していたものをなるべく自分でするっていう事ですね。例えば100円のボールペンを1本自分で作ろうとしたら、どう考えても非効率ですよね。ではチラシ配りの場合、3万円支払って1万部配ってもらうとします。もしくは丸2日つぶして自分で1万部配る。をどちらが効率的かを考えたときに、自分の普段の働きが日に10万の利益を出せるなら、外注した方が効率的ですし、自分で日に1万5千円しか稼げないのであれば、自分でやるべきです。注意したいのは、1万5千円支払うのに、売り上げを1万5千上げればよいという事ではないという所です。1万5千円の利益を上げないと相殺しないという事です。売り上げ1万5千円を上げると消費税で1111円ひかれます。そしてうちのお店の場合8400円が人件費と経費に消えます。残るのは5489円。こうして考えると意外とお金は残りませんね。勿論人件費が自分の場合自分の利益ですが、スタッフの場合経費の様な物です。経費も単純に月の経費÷所要時間をしただけの物ですので、あくまで目安ですが、1万5千円を経費で使うのは簡単ですが、稼ぐのは難しいという事です。売り上げ=利益ではないことを再確認しましょう。そう考えると、本当に必要な出費なのか考え直す必要があります。そして自分でできる事はなるべく外注せずできるようになりましょう。とりあえずは、ホームページやSNSの活用、チラシやポイントカードやPOPや名刺などの紙物制作、等の自分でできる部分はなるべく自分で出来るようにしましょう。外注だと変更があった時にいちいち面倒ですし余計な出費になりますが、自分で出来れば、すぐに対応できますし、思った通りにデザインもできます。何からやればいいのかさっぱりという方は、コンサル業務を受けておりますのでご相談ください。自分でWEB製作等が出来るようにサポートいたします。あと考える時間も作りましょう。とりあえず手が空いたらWEBやっとけばみたいな考え方だと、方向が間違えてた時に遠回りになってしまいます。やはり時々は、今進んでいる道は正しいかなと、落ち着いて考える時間も必要です。忙しさに追われてしまうと、それを怠りがちですが、冷静に分析する事は重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美容師はホストやホステスましてやお客さんのお友達では無い。

 

仕事中の雑談は多少なりとも手が遅くなりますし集中力も万全ではありません。
大概の仕事は会話しながらでも出来るものですが、会話しない方が集中できるに決まってます。
2時間で終わる仕事が2時間半かかったり30分が1時間かかったりするものです。
美容師はリターンを取りたいが為に、お客さんとの距離を近づけるべく積極的に会話をしようとします。
しかし、はっきり言ってお客さんは会話しに来ているわけではなく、髪をしに来ています。
最近では美容師の会話がうっとおしく思っている人も少なくありません。
そもそも初めていったお店で、仕事の事や休みの過ごし方なんか聞かれてもうざいのは当然です。
双方にデメリットが発生する場合なんかもあり得るわけです。その辺の事も再認識するべきです。
髪の毛に関する情報を収集する以外には、雑談しないスタンスでやるべきです。
特に会話力が低い人の場合、雑談をやめるだけでリターンが上がる可能性も大いにありますし、確実に効率も上がります。
美容師はホストである必要はないのです。
ましてや友達である必要もないのです。
とはいえ、私もお客様との会話を楽しむことも多々あります。
損得抜きにして、雑談をする事もあると思いますし、愛想の良いスタッフがお店に居てくれることはとても重要な事です。
しかし美容師は不景気な職種。きちんとした就業時間と報酬を求めるならば、施術中は時間を守る事を鉄則といたしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

思い立ったが吉日。

 

思い立ったが吉日とは、思い付いたときに始めるのが一番良いタイミングだというようなことわざですね。事業を興す人はどっちかというとやりたい事や自分なりのアイデアが出やすいタイプの人が多いと思う。しかし一方で思いつくだけで実行に移すのは意外と後回しにしてしまうもの。アイデアなんて結構思い付きはするものだが、実際にやってみると対して良い結果が出ない事が多い。けれども10回に一回くらいは中々良いものが生まれる事もある。要は数撃てば当たるというやつだ。9回は失敗でも別に気にしなければいいのです。人生に影響を与えてしまう様な大失敗は避けるべきだが、取るに足らない小失敗はどんどんチャレンジするべきだって事ですね。そこで壁となるのが後回しにしてしまうってやつです。すぐに実行するのが大事。そして結果が出るまで続ける事。宝くじは買い続けないと当たらないって言いますよね。まあ宝くじの当選確率はこの際置いといて、何かを始める時とりあえずやってみないと何も変わらないのは当然の事です。とりあえず思いついたら実行する。それが大事なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウリを作る必要性。

 

私は地域の美容室をまとめたサイトを現在6つ運営しております。そこで困るのが、多くのお店でウリが見当たらないという点でした。
実際にやってもらうとわかると思うのですが、意外なほどにお店のウリって見つけにくいものです。美容室で言うと、ここのお店はとにかくカットが上手い!っていうのは体験や口コミで感じる事が出来るけど、ホームページなどを見ていてもいまいちピンとこないものです。ヘアスタイルの写真を載せてるお店は多いが、皆さん撮影写真をあげられています。ただこの撮影写真というのは、リアリティにかけるのが難点なのですね。その理由は、作り上げている、モデルが命、そもそも本当にお店の人が作ったスタイルかもわからないという点ですね。スタイル写真はネットで売ってる時代ですからね。それを一般の消費者が知っているわけではないと思いますが、ホムペを見ただけでは、そのお店のカットが上手いのか判断できる材料は、ホムペのセンスであったり、スタイル写真であったり、実績と知名度くらいのもので、30才を超えた何度も美容院を変えたことがある様な人からすれば、そんな情報がどれだけ心もとないものかというのは、多くの方が感じている事ではないでしょうか?
スタイル写真に関していうと、確実なのは来店されたお客さんをマメに撮らせてもらいSNS等で発信し続ける事ですね。お店に全く接点がない人が得られる情報ってネットの中での情報しかないわけで、その情報の信頼度は毎日の積み重ねしかないのだと思います。実際に来られているお客さんのスタイルが見れるというのは私たち美容師が思っている以上に大事な情報源ですよ!
話は少しそれましたが、ウリがあるつもりでもそれを今来ているお客さんや、これから来られるお客さんに知ってもらわないと意味がないのです。ちなみにうちのお店で言うと、一番おしてるウリは髪質改善ヘアカラーです。ただし反響が大きいのはSDS縮毛矯正です。というのも縮毛矯正はホムペやSNSなどでも紹介はしておりますが、比重で言うとヘアカラーに重きを置いてはいるのですが、アメブロの効果が高いため特に何もしなくても縮毛矯正は効果が十分なのですね。そしてたいして紹介していないカットやパーマに対してもこだわりは持っています。カットは実は髪質改善とちらっと書いておりますし、パーマは他店にない独自の方法を取っていますしまず負けないレベルにあると自信を持っています。が、あえておしていません。それは、他をおすことで、ウリがぼやけるためです。これだけ多くのお店があるのですから、カット、カラー、パーマ、ストレート、スパ、セット、着付け、ボディケア、ネイル、アイラッシュ、エクステ全部得意です!ではボヤケまくっちゃいますよね。うちはセットは特にこだわってます、セットの大会で3度の優勝、毎日祇園の嬢のセットで予約埋まってます!ってのが前面に出ていて、メニューを見たら全部のメニューを揃えてあるくらいの方が、セットの特別さが伝わります。そしてネットの中での出来事で言うと、このようにセットの事ばかりあげている方が、セットで検索したときに強くなるのは常識です。という事でウリがはっきりしていないお店はウリを作りましょう。ウリの作り方は勿論得意な事がベストですが、別に得意でなくても、これから得意にするというのもありです。特化させれば頻度も増えいずれ極められます。得意という言い方でなくても力を入れているでも良いでしょう。その場合、気合とかそういう事ではなく、縮毛矯正は必ず2分のスタッフ枠を空けていますとか、他店よりも時間を多くとっているとかそういう分かり易い努力とかでもいいのだと思います。
周りのお店を研究して弱い部分を特化させるのも良いですし、お客さんからの声を拾い上げて、うちのお店は高齢者中心だからその方が求めているサービスをより高めていくなど、ニーズが高く提供しているお店が少ないことをウリにしていくのが王道ですね。
このように商売の基本はニーズと供給のバランスが取れていて成り立つというのが当たり前の事なのですが、美容院や個人商店の経営者は事前マーケティングしている人、アピール出来ているお店が本当に少ないので、この手法は効果の出やすい方法だとお勧めできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

商品キャンペーンでディーラーに踊らされるな。

 

美容院を運営していると、年に数回ディーラーから商品のキャンペーンを促されることがあります。最近ではあまり進められる機会もなくなりましたが、勤めに行っているときは、出入りのディーラーが居て、色んな企画を持って来てくれたものです。ディーラー側も美容院側に商品を売ってもらったり、トリートメントを進めてもらったりする事で売り上げを上げてほしいと思っているとは思うのですが、結局は一番得をするのはディーラーなわけで、それに乗ってあげる美容師側はとても優良顧客なわけですね。
オーナーからしてもスタッフが目標をもって売り上げてくれればそれに越したことはないとウェルカムでしょうが、問題なのはきちんと販売のプロに育てる事なく、勢いでやらせてしまいがちって所が問題ですよね。確かに新商品や季節の商品などがあると、お客さんからしてもフレッシュ感を味わえるでしょうし良いものであれば是非お勧めしたいですしキャンペーンも使い道があります。しかしお客さんからすれば、ドラッグストアなどで、シャンプーが買わないとって自ら進んで買いに行く場合は買う必要性のもとに購入がありますが、美容室での場合髪の毛をすっきりしに美容院に来たわけでシャンプーなんかの商品を買いに来てるわけでは無いのですね。そこにキャンペーンでシャンプーが新商品で入りました、これは界面活性剤がシリコンがと説明されても興味がある人以外にはストレスでしかないわけですよね。大半の人が理屈でシャンプーを選んでいるわけでもないですし、はっきり言って美容師との信頼関係が大きかったりもするわけです。その信頼関係が無い状態で押し売りされたり、いまいちな商品を買わされた経験のある人は、もう美容室では商品は買いませんって感じになってます。こうなったら、美容師が何を言おうと逆効果です。
美容室では、売り上げるために物を売るというのはNGなんです。お客さんに悩みがあって、それを解決する為にはこのアイテムが必要ですよ。という流れが商品の購入に繋がるわけです。その工程を飛ばして、勢いで売ってもお客さんにとって必要の無い物であったり、最悪の場合不快感を与える事に成りうるのです。商品売る為にお客さんを失客してしまうリスクを考えれば1ミリの不快感も与えないような商品紹介をするべきです。
そもそも商品を仕入れる段階からについても間違えている場合がありますので書かせて頂きます。仕入れ値は7掛けからというのが多いですよね。¥1000円の商品を¥756(¥700+税)で仕入れるのが7掛け。なんと¥244の利益にしかならないのです。5掛けの場合¥460円の利益が出ます。7掛けがいかに不利な倍率か分かると思います。例えば新商品のワックス¥1080を売ろうとしたら、1個をお試し用に下すと、4個目からやっと利益が出るんです。10コ売れた所で、¥244×10コ-¥756=¥1684
¥1684の利益しか出ないのです。こんな薄利なら一生懸命売る必要はなくなってきますよね?もしどうしても使ってほしいアイテムがあるのであれば、紹介する労力に見合うかけ率のアイテムをそろえるようにしましょう。ただし今はネットに出回る時代です。利益あげるつもりが無い物でしたら、かけ率無視で
お客さんに商品を使ったり説明するのにも時間と精神力と材料費のコストはかかってきます。ですので、初めから美容院で商品を買うつもりがない人や、美容師から商品を進められる事を苦手としている人に一生懸命説明しても、逆効果なだけですし、その辺の事も頭の片隅に置いて仕事するとスマートではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

損して得取れをはき違えてはいけない。

 

私たちは損して得を取れという様な言葉に絶対の信頼を置き、内容の検証もそこそこに決断してしまうものです。また投資という言葉にも無防備にお金を使いがちです。上でも書きましたが、スタッフを雇い入れる事を投資と考える方が多いですが、スタッフがいつまでお店に貢献してくれるなんて保証はありません。オーナー側は能力以上の報酬を支払い投資気分でいるかもしれませんが、スタッフ側はそうは思っていないかもしれません。また広告なども投資と考えている方も多いですが、クーポン使用などでの新規集客は投資ではなく自転車操業になりがちです。そして美容院に多いのが外装と内装にお金をかけすぎるという所ですね。しょせん個人商店の美容院が、立ち上げ段階でウン千万も使うのは投資というより道楽です。商品やメニューにお試し価格を導入するという様な事もなるべく避けるべきです。とりあえず使ってもらったらその良さがわかるから、初めは半額でも良いと考えがちですが、これもクーポン使用の時と同じで、結局は買う人は安くしなくても買うし、買わない人は安くなった時しか買わない。冷凍食品の半額と同じように、半額で利益が出る設定であったり微妙に量を減らすなどのカラクリがあるなら別ですが、美容院などで、まともに安売りしてしまうと利益が出ないばかりか、売上高だけはしっかり上がってしまう為、あまり良い事は無いのです。安売りしてでもお客さんに知ってもらうよりも、必要性のある方にお知らせするというのが一番効率の良い方法なのです。時として損をして得を取れという時もあるかもしれませんが、商売をするからには、ただただ損をする事の無いように気を付けたいものです。

 

 

 

 

 

 

インスタの自動フォローはパンピーには無用!

 

インスタのフォロワーがウン千人の美容師見かけますよね?これだけいればさぞ集客にも影響があると思って、自分も沢山フォロワー増やしたいと投稿しまくりますよね。でも中々成果が出ないってなると、次はネットでインスタのフォロワーを増やす方法とかを調べますよね。すると最終的に自動フォロー機能(月5000円)を取り付けないとお話になりません的な事を知り、ひと月5000円でインフルエンサーの仲間入りできるのならと皆こぞってお金を使います。結論から言いますとはっきり言ってお勧めしません。自動フォローと自動イイねをする事で確実に数は伸びてきます。だけど特に美容師はそうなんですけど、もうすでに死ぬほどの人が自動フォローに入っています。わかります?自動フォローしてる人同士がフォローしあって中身のない数字だけが伸びている状態。これで得られるのってハッタリだけ。元々有名人であったり、職業柄によって、使い方でとても便利なアプリだと思うのですが、一般の美容師がライクスを何となく使ってインフルエンサーを目指した所で、同じ状態の人は既に何千人と居ますし、これから先何千のフォロワーが付こうとも、一般の方はほとんど見ていませんし、美容師すらも見ていません。結果出している方は、ベースがしっかりしてますから、その上でのこうゆうツールをうまく使っているわけです。本当に見てもらいたかったらする事はただ一つ。”質の良いものをお届けする”に尽きます。そしてフォローしてほしいターゲットをフォローしてイイねするなどコミュニケーションをとるのみ。それが嫌だから5000円払いますって人が多いのが問題なんですけどね。ただ何回も言うように5000円稼ぐのは難しいって事ですよ。今一度目的を思い出してインスタを見つめ直すのも良し、自動フォローするもよし、一番ダメなのはろくに脳みそを働かせず何となく続けちゃうことですよ〜。

 

 

 

 

 

 

 

次回 

 

 

講習には行くな!
店を作るな。今やるべき事はM&A!
物事には必ず裏と表がある。
適材適所。得意不得意を操れ!
ワンマンで何が悪い。民主主義は破滅へのカウントダウン。
成功する人としない人。
上の人が言う事が絶対正しいとは思ってはいけない。
安売りするならQBハウスを見習え!
従業員満足度を上げる事が利益につながる!
今すぐやめよう無意味なブログ。
してあげるのではなく見守ってあげる。
もっと本気になれ!
ニーズとウォンツ。
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