ヘアカラー

 

パターン別症状。

 

 

1 施術中にヒリヒリする。

 

 

2 帰ってから痒みが襲ってくる。

 

 

3 掻いてしまい汁が出る。

 

 

4 明らかに腫れてくる。ひどい場合は顔の形が変わる。

 

 

 

 

 

 

私が実際に見たことあるのは、1〜3までです。

 

私自身は3まで経験したことがあります。

 

頭皮全体に何十か所と出来物ができ汁が沢山出ました。

 

一日中痒くてそれが1週間続きました。

 

 

4の症状が出ることは稀ですが、4まで行くと非常に危険なので

 

怪しい時は皮膚科に行きましょうね(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッチテスト。

 

美容室のヘアカラーには本来パッチテストが義務付けられています。

 

パッチテストとは、使用薬剤でアレルギーが出ないかというテストです。

 

方法は、肘の内側の部分に薬剤を少量付け、バンドエイドなどで止めて

 

数時間おき、翌日症状を見るというものです。

 

しかも、薬剤の説明には、毎回染める前にパッチテストを義務付けてあります。

 

ただ現状このテストを、お客さん側も店側もしていられないというのが本音なので

 

滅多にすることがないテストになります。

 

しかし、本当に敏感肌の方の場合は危険ですので特に初めて染めるという場合は

 

是非ともパッチテストをお勧めします。

 

ただし当日は染められないので、事前に美容室にお伝えしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しみる、痒みの原因。

 

1 薬剤に敏感になっている

 

2 頭皮に傷がある

 

3 アレルギー物質に反応している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原因物質。

 

1 オキシ(2剤) 明るくしたり、発色の反応を起こす物質。しみる原因。

 

2 アルカリ剤(1剤)  明るくするための物質。しみる原因。

 

3 ジアミン(2剤)  色素物質。アレルギー物質。痒みの原因。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客さんができる事。

 

1 ヘアカラー当日は洗わない事。

 

2 爪を立てて洗わない事(頭皮に傷をつけない)

 

3 体調の良い時にヘアカラーする。

 

 

 

体調が悪いと皮膚も敏感になっていることもあります。

 

またホルモンバランスが崩れていると、今まで大丈夫だったヘアカラーも

 

しみるようになったとか話も聞きます。心配な時は無理しないようにしましょう。

 

妊婦さんも同様の事が言えます。そしてもしアレルギーが出たとしても

 

妊婦さんはお薬が飲み難いのも避けた方がよいと言われるポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美容師ができる事。

 

 

1 薬剤を調節する。

 

2 肌に付けないように塗る

 

3 事前に保護剤を塗る

 

4 アフターケア剤をつける

 

 

 

これらは誰にでも簡単にできる方法ですが

 

対応していないお店も多く

 

まずは対応しているお店かどうか確認するのが良いです。

 

特に薬剤の調節は経験がないと対応できませんので

 

信頼のおける美容師さんと相談しながら調節してもらいましょう。

 

ファッションカラーと白髪染めとでは頭皮に付く量がちがいます。

 

白髪染めはこってり塗ります。しかも白髪染めの方が肌への負担がひときわ高いので

 

肌への負担を訴える方が多いのはこの為です。

 

白髪染めでもファッションカラーと同じ塗り方をすることができます。

 

ただし、地肌に付けない分、通常より1週間分ほど白髪が出てくるのが早く感じるでしょう。

 

保護剤は絶対的なものではありません。緩和程度の効果です。

 

アフターケア剤としては、頭皮用トリートメントなどがあります。

 

顔を洗った後、化粧水やクリームをつけますよね?

 

頭皮も当然、保護剤をつけた方がいい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

 

いかがでしたか?

 

まずは今までの自分の症状を思い返してみましょう。

 

それによって対処方法が見えてくると思います。

 

しみたり痒い等の症状は、我慢できるレベルであったとしても

 

悪化して行く事も十分にありえます。

 

ヘアカラーと長く付きあって行くためには、無理をせず

 

自分に合った方法でヘアカラーをしましょう。

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